埼玉県は本庄市にある早稲田大学本庄高等学院。
よく早本なり本庄学院なりと言われているところで、日本各地から受験しに来る人気校の一つですが、埼玉北部民としては、地元公立中学校のトップ層の子が地域推薦枠で入ったり、部活動や課外活動なりで全国区レベルの業績を上げて(もちろん学業も評定で38なり40なり以上とりつつですが)α推薦で入学していくというケースもちらほら見かけます。
たまたま今日は一般入試の日で、そろそろ終わって帰宅の途についていることかと思います。受験生の皆さんお疲れさまでした。たしか、なぜか試験会場は本庄ではなく早稲田大のメインキャンパスなんですが、高田馬場からの馬場歩きはなかなかホネですな・・・
こちらの高校の入試対策では一応戦略があるのですが、今回はこちらを志望している中学生や保護者の方へのコンテンツではなく、
「見事合格おめでとう!地獄を見るのはこれからだグヘヘ」
という内容です。
シンプルに箇条書きに示すと
・全体的にレポート課題(宿題)が多い
・課題やらんでも良いけど定期考査でそこそこの点を取らないとあとで死ぬ
(つまりは課題もこなして温情としての平常点も稼いでくスタンスが欠かせない)
・そもそも試験自体がそこそこの進学校より俄然重い
・赤点ラインが50点
・赤点の許容範囲が1or2個(評定平均によって基準アリ、詳しくはしおりを見てね)
・卒業研究が重いが面白い(が、苦手な人には苦痛)
まぁここに入るくらいの子達だからなんとかなるだろとか思ってるかもしれませんが、ここからが重要です。
・文理問わず高2までの数学がなかなか厳しい
特に高2での数学は、数IIIレベル(いわゆる理系向きの微分積分)・行列(現行の高校教育の範囲外)・確率統計(普通の進学校ではあまりやらない)まで踏み込む上に、進度も早い。
公式代入主義でやろうとする文系な子は相当苦労すると思われます。
・検定教科書はあくまで参考。メインのテキストが色々な意味でひどい
「基礎の数学」「微分・積分」「線形代数」(各 裳華房)という、いわば教科書がわりのテキストがあるのですが、これのみでの自学は無理に近い。数学大好きな数式リテラシーある子でやっとこなレベルの内容かと思われます。
・高2では日本史・世界史がダブルで波状攻撃
定期テスト前は暗記マラソンだそうです。傍から見ていると中学生の定期テストの情報量の軽く5-10倍レベルなのでは。
・ 進路選択で商学部など一部の文系学部でも、3年次に文系数IIIが必要
重いですよー大変ですよー!
言わずもがな理系の数学IIIα、βもですが。
過去に教えてきた早本生にしても数パターンありまして
一般入試生:地頭が良い分、瞬発力でツボを押さえていけばこなせると自惚れていながらも波状攻撃によるオーバーキャパで苦労するパターン
α推薦:特にスポーツなりで全国行った子とか、なんとか頑張らんと死にます。
地元枠:努力型の子でコツコツやれるならなんとか。そうじゃない子は要注意。
ただ、どれにつけても、文系型の子はほんと気を付けてください。
中学のころ余裕だった数学が、ココに入ってまったくついていけない・・・なんてことはザラで、いとも簡単に天狗の鼻をへし折ってきます。
まあ脅してしまってる感半端ないですが、3年次の大学での進路選択(進振り)で、できる子から枠が決まってしまってしまうという実態もあるので(数年前は文系枠が足りなくなるということもあった模様、つまり推薦が取れないという悲劇!)、後悔のないように、合格してからも驕ることなく、勉強を進めておくことをお勧めします。
別の機会で、幾つか基礎の数学なり微分積分の問題でも紹介できたらしましょうかねぇ。
合格してからのご相談、お気軽にどうぞ!
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